〝Just Do It!″今すぐやるんだ!

〝Just Do It!″今すぐやるんだ!

近未来KOSEN@高知高専
『働くって何だろう~I T最前線で活躍する職業人と語る仕事のリアル』

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2020年1月20日(月)第3回「近未来KOSEN」を高知高専で実施しました。情報セキュリティコースの4年生が対象で、授業の一環として1クラス24名の学生が参加しました。職業人の中でも特にIT最前線で活躍しており、さらにファシリテーション力がある人をコーディネートした結果、高専生の感触も良好でした。「リアルな働き方を知る」「セカンドステージ、サードステージまでを見据えた働き方」「外の世界を知るきっかけづくり」をテーマにし、キャリアアップである「転職」に対してもポジティブにとらえる姿勢がうかがえました。

職業人による自己紹介のあと、1「自分の仕事とセキュリティ」、2「キャリア、働く、生きる」、3「近未来の仕事を考える」と3つの対話を通じて、学生と職業人との交流を図りました。

働くことは「社畜」というネガティブな意見に対しても「社畜だと思って働く人は社畜以上にはなれない。働くことは強要されることではなく率先して行うことだ」ということを熱意をもってかつ丁寧に説明してもらいました。学生の皆さんも理解していたようです。

さまざまなキャリアの職業人からは、すぐに次の行動に移すべきだという強いメッセージをもらいました。ネット上で話題の「Just Do It !(今すぐやるんだ!)」を紹介しました。「行動でしか人は変わらない」「行動する人には周りの人が手を差し伸べてくれて自分にとってプラスになる」という話にうなずく学生の皆さんの顔が印象的でした。学生の意識や感度は非常に高く、また、次の行動に移そうとする姿勢が感じられました。

事後アンケート学生コメント抜粋

状況によっては転職も全然ありだと思ったし、インターンでIT業界は転職も珍しくないということなので、転職するのもいいと思った。

将来に向けて英語、中国語、Java、Ruby、その他興味を持ったプログラミング言語などを学びたい。

最初は働くことは苦労が多くて、自分は嫌々思いながらやるもののように感じていたが、自分がやりたいと思う道に進んでいけば、大変だけどいろいろなことを学ぶことができ、自分を成長させることができるものだと思った。

働き方に対する視野を変えることができた。セキュリティに対する考え方が変わった。絶対のセキュリティを追求するのではなく、顧客に合うセキュリティを追求していくことが大事だと考えた。

「好きな場所に移動すればいい」「行動しなければ始まらない」など、実際に行動しないと何も起こらないし、何も始まらないということが学べてよかった。

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